オリジナルアプリの要件定義
総論
オリジナルアプリである掃除アプリ開発を計画通り推進中。企画及び要件定義を完了した。ペルソナを昨今のコロナ渦と関連させ、抱える問題をメンタル悪化と設定した。設定した問題を2つの課題へ落とし込み、7つの機能抽出、その機能を網羅する10ページの構想及び画面遷移図を実施済み。今週からDB設計に着手する。
ペルソナ及び2つの課題
ペルソナ像を主にリモートワークによる業務従事者とおき、自宅にこもりがちな生活環境を想定した。故に人との接点不足による孤独及び、デスク周りの清掃不足によるメンタルヘルス悪化を問題と捉える。この問題を解決するため、下記スライドのように課題を2つに分離した。
課題に対する7つの機能
分離した2つの課題に対し、7つの機能抽出を行った。1つ目の課題「対面に代る、孤独を感じない仕組みの確立」に対する対応として、自分のアクションに対し、何かしらのリアクションがあると考えた。具体的には自分のデスク画像を共有しコメントを貰える機能を想定している。従って、下記3つの機能が必要となる。
・画像投稿機能(1/7)
・投稿画像の一覧表示機能(2/7)
・コメント投稿機能(3/7)
2つめの課題「清潔が保たれている空間の確保」について、アプリから清掃箇所の提案機能を設定した。毎日少しずつ掃除を行い、清潔を保てるような掃除の提案を想定している。また、デスク上に異常があった場合(散らかっている状態)、ラズパイ カメラとの連携により、アプリに通知する構想を検討した。以上から下記4機能を抽出した。
・清掃箇所及び関連情報の登録機能(4/7)
・アルゴリズムの実装、提案(5/7)
・ラズパイ +カメラによる監視(6/7)
・異常データの受け取り機能(7/7)
7つの機能を網羅する10ページの構想
全部で10ページを構想した。各ページは大きく分けて下記3つに分類できる。
・基本ページ(ログイン)
・画像投稿ページ(画像投稿、編集など)
・掃除提案ページ(掃除箇所の登録、提案など)
基本ページは主にユーザー管理機能と画面遷移機能を持たせる。トップページからは画像投稿ページと掃除提案ページにそれぞれ遷移できる。画像投稿ページや掃除提案ページを全体のトップページとしなかったのは、ユーザーによって使いたい機能が異なると想定したためである。掃除をしたいと思うユーザーは画像投稿ページを最初に閲覧はせず、掃除を終えたユーザーは掃除提案ページの閲覧はないと考えた。
画像投稿ページは掃除後のデスク画像などの共有、編集、コメントができる。投稿画像のトップページは投稿画像一覧ページを想定しており、閲覧のみならログインの必要はない構想をしている。
掃除提案ページは予め掃除箇所及び関連情報を保存することで、適切な掃除箇所を提案する。どのようなアルゴリズムにするか、具体的な検討は未着手である。下記リンク先の献立アプリを参考とする。
画面遷移図
設定した10ページの画面遷移図を作成した。ページ階層の一番上がトップページであり、その下に投稿画像のトップページと掃除提案のトップページを配置する想定である。トップページを機能ごとに分け、遷移先もそれぞれ分ける狙いである。例えば投稿画像に編集を加えた後に画像投稿のトップページに遷移する。